金継ぎとは

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陶器などの修復技法の総称として「金継ぎ」があります。
継いだ部分に装飾を施し、割れやひびなどの壊れの中に新たな美を見出します。
この金継ぎ文化は、茶の湯文化の中で生まれ、日本独自の修復技法として現代まで継承されてきた「日本の技」です。壊れた陶器を継ぎ装飾し、傷跡を「景色」として楽しみ受け入れます。

「割れた茶碗も風情です」古の茶人の言葉が示すように、日本の美意識「侘び」の一つの形として、金継ぎの美と成り立ちがあります。