秋になると「何か」をしたくなる。秋刀魚を食べたくなるし、長い夜には本を読みたくなるし、そしてなんといっても紅葉を見に出かけたくなる。うんざりするほど暑い日本の夏を乗り切ったのだから、ちょっとくらいご褒美でお出かけしたい。遠くに行かなくてもいい。街路樹の木々が鮮やかに色づくこの季節は、都内にいても季節の移り変わりを十分に感じることができる。
お出かけの達人、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が秋について詠んだ句を紹介します。
秋深き 隣は何を する人ぞ
意味：秋も深まり、隣のひとは、何をしているのだろうか
そうか、秋になると自分のことだけでなく隣人のことまで気になるのか。ところでこのブログを読んでいるあなた、秋に東京に来たら何をしたいですか？
インデックス
銀杏並木： 外苑前駅から徒歩5分。青山通りから明治神宮外苑までの車道の両端に146本の銀杏が植えられており、ピーク時には見事な黄金色のトンネルができる。歩道は十分な広さがあり、晴れた日の散策にはピッタリ。
芝パークホテルからのアクセス：銀杏並木まで約30分。徒歩10分の地下鉄大江戸線・大門駅から4駅8分、青山1丁目駅から徒歩10分
六義園： 駒込駅近くの、広々とした旧大名庭園。カエデや銀杏など多くの木々が山や池を模した庭園に配置されており、日本庭園の粋を楽しむことができる。入園料：一般300円。
芝パークホテルからのアクセス：六義園まで約35分。徒歩5分の地下鉄三田線・御成門駅から8駅16分、千石駅から徒歩15分
上野公園： JR上野駅直結、小さな山がまるごと公園になっている観光名所。美術館、博物館や動物園が敷地内にあり、都心にいながら自然を存分に楽しむことができる。公園は入園無料、文化施設はそれぞれ入園料がかかる。
芝パークホテルからのアクセス：上野公園まで約30分。徒歩15分のJR山手線・浜松町駅から7駅14分、上野駅公園口直結
文：早乙女 恵美
広報マネージャー/芝パークホテル・パークホテル東京
