芝の土地に息づく、ホテルの記憶
芝パークホテルは1948年の創業以来、由緒ある芝の地でお客様と、そして地域と一緒に歩み、2025年に76周年を迎えました。
芝パークホテルは1948年の創業以来、由緒ある芝の地でお客様と、そして地域と一緒に歩み、2025年に76周年を迎えました。
1947年、共立薬科大学の女子寄宿舎をGHQが接収、進駐軍の女性兵士の宿舎として使用を開始しました。これが芝パークホテルの前身となる施設です。
そして1948年貿易庁(現在の経済産業省)の管理の下、外国貿易使節団ホテル(バイヤーズホテル)として「芝パークホテル」の運営が始まりました。
宿泊客を外国人に限定し、宿泊料金・飲食代金等は外貨で支払われ政府の管理下にありました。
その後徐々に接収されていた大手ホテルが接収解除になり、芝パークホテルも1949年には貿易庁の管理を離れ民営化し、株式会社 芝パークホテルが設立されました。
長い歴史を通して、ひとりひとりのスタッフの、それぞれのおもてなし精神が積み重なり芝パークホテルが創り上げられています。
国内で初めてのホテル直営の中国料理レストラン「北京マンション」を1960年に開業しました。北京料理は、宮廷を中心に中国北部で発展をとげた宮廷料理であり、「北京マンション」の初代料理長として香港より招聘された王敬賓氏により、芝パークホテルに伝えられた芙蓉蟹(蟹肉の淡雪煮)や宮保明蝦(車海老の甘辛北京ソース)は創業以来、50年以上に亘り受け継がれてきた今でも人気の北京の伝統料理です。
「北京マンション」(現 中國料理 北京)は現在もレストラン「ザ ダイニング」で変わらぬ味とおもてなしを提供しています。
創業以来受け継がれてきた技と心は、時代を超えて今もなお、多くのお客様に愛され続けています。
芝パークホテルの歴史とともに歩んできた「北京」の味を、ぜひご堪能ください。