一つは、やわらかな色合いと土のぬくもりが魅力の「笠間焼」。
日々の食卓にそっと寄り添い、料理の表情をやさしく引き立てる器は、暮らしの中に穏やかな彩りをもたらします。
もう一つは、鹿革に漆で模様を施した「甲州印伝」。
深みのある発色と繊細な文様が特徴で、日常の中に上質な華やかさを添える工芸です。
異なる素材と技法から生まれる二つの美。
館内に広がる書籍コレクションとあわせてご覧いただくことで、季節の移ろいとともに、日本の文化や歴史にゆっくりと触れるひとときをお過ごしいただけます。
時代を超えて受け継がれてきた技と美しさが、これからの暮らしへとつながっていく──
そのような体験となるよう、四季折々の空間とともに皆さまをお迎えしております。
どうぞ、時間の許す限りごゆっくりとお愉しみください。